整体師のデメリット
この業界を知らない方からは微妙な立場
・Yahoo知恵袋で叩かれてるwww
整体は国家資格ではありません。民間資格となります。医業類似行為と言われています。昔からYahoo知恵袋ではよく整体は叩かれています。で、叩く人というのが大体決まっていまして、柔道整復師の人達です。柔整の学校でその様に教えられてきていますので、ある意味学生達は洗脳されていると言えます。一度有名な整体の先生のセミナー等を受けられてみた方がいいでしょう。かなりショックを受けると思いますよ。そういう先生達はもうその道数十年とかですから、「整体師は医学知識を持っていない」とか決めつけている学生には刺激が強すぎるかもしれません。
整体は様々な流派があります。中国式、日本式、台湾式等の国名、団体名、個人名がでてくる○○式等があり、とてもひとつの公的機関で統一出来る分野ではありません。ゴッドハンドの経営者もいれば無知な経営者もいる事でしょう。話が長くなるので、この後ご興味ある方はこちらをご覧下さい。
・怪しいと言われる事がたまに・・・
中国の気功に代表される様な触っているだけなのに不快感が取れてくる不思議な療法も実際存在しています。スピリチュアルを信じる人とそうでない人と別れる様にこればかりは私が決める事でもありません。私もそういうエネルギー療法は使いますが、敢えて言葉に出してお客様には伝えていません。お客様が気付かない間に実は行っていたりします。一般的に言ったら確かに遠隔操作とかは胡散臭く見えるのは分かっているから。
一般の会社員に比べたら年収は低いと思いますよ。
整体師はマッサージスタッフよりは稼げるでしょうが、一般的なホワイトカラー系の会社員と比べたら同じかそれ以下でしょう。年収にしたら600も800もいかないのが普通。その分納税額も低くて済みますが。
税金保険関係の手続き
・手続きは各自でお願いします。
これは整体師だからというわけではございませんが業務委託制のデメリットです。当社から当社から毎月お渡しする報酬は額面となります。この中には交通費、社会保険、全ての税金が含まれています。税務署や社会保険事務所への手続きは各自でお願いします。
・退職金はありません。
フリーランスですから退職金はありません。
各種手当はありません。
・残業代という概念はありません。
業務委託制社員とは正社員ではありませんので残業という概念はありませんので残業代というのもありません。逆に長く働きたい希望の方はどうぞ。今のご時世、残業するなという風潮ですが早く帰らなくてはいけない規則はありません。
・休憩時間という概念はありません。
業務委託制は施術によりお客様から金銭を受け取った場合にのみ報酬が発生する事から休憩時間も収入には関係ありません。よって何時間休もうが施術を多くした人が多く収入を受けられます。
施術中は誰も助けてくれない。
・1vs1で接客の意味
お客様と1vs1で接客するわけですので、出来ません分かりませんでは通用しません。これで様子を見て下さいというのは逃げ文句でその場で鎮痛効果を感じてもらわないと次はないです。
院内にいるだけでは収入には結び付かない
・施術に入らないと金にならない
事務作業や掃除を真面目に一生懸命ガンバっても収入にはカウントされません。しかしこれらをやらなくてもいいわけではありません。お客様が快適に過ごして戴くため、また来たいと思ってもらえる様にするにはそれは最低限の事。これも含めて成果報酬の支払いです。同じく技術練習/研修を受けている時間は収入(時間給)等ありません。これは整体師だけではなく美容師、エステスタッフ、ネイルスタッフなど技術職はそんなものです。業務委託社員は自営業者です。
平日休み
・土日祝日は休めない
ここがネックになる方も多いと思います。私もホントはそうしたいです。この仕事は客商売ですからどうしても土日祝日が稼ぎ時。最近は平日もそれなりに忙しいです。仕事があるのが一番です。土日なくして年収400万の壁すら不可能でしょう。
戦力外通告はあり得る
・やる気をなくしたフリーランスはお払い箱
フリーランスと言っても組織の中にいる個人事業主です。組織にメリットを与えられなかったらあなたに依頼している意味がありません。最低限のノルマや厳守勤務時間はあります。整体師以外の業種も殆どそうですね。
私個人的に一番辛い事
・眠気と戦う事
例えば蛍光灯の明かりの中、仰向けで寝てたら眩しいですね。なので施術中は間接照明の着いた暗い部屋での施術となります。暗い部屋でまったりとした音楽を掛けていればお客様はいいけど、技術を提供している側が寝るのは許されません。本当にこれはキツイです。この睡魔と戦う事。お客様に気付かれない事。これもテクニックですが体がいう事聞いてくれないわけですから結構大変です。これを避けるためにも仮眠をとる事を正当化しています(笑) しかし裏を返せば心拍数の高い仕事ではなく力仕事でもなく体力的に全然きつくない証拠です。
収入上限は無いが限度はある。
これをデメリットと捉えるかは人それぞれですが収入の上限はやはり限度があります。頑張れば頑張っただけ収入は増えますが、体は一つしかありませんので取れる予約にも限度があります。私もそうですが、一人のお客様を相手にしているその時間は他のお客様を捌けないのです。一人で大人数相手に出来たらいいのですが無理ですね。(これはサービス業全般の悩みでもあります)